縁とは稀なるもの
私は20歳の時に婚約破棄をされた経験があります。 相手からは、私が精神的に不安定な事が耐えられないとの事を告げられましたが、当時の共通の友人より聞いた話しでは、相手に新しく好きな人が出来たとの事でした。 式場も決めた後の話しです。 その方とお付き合いさせて頂いていた中で、私に新しく好きな人が出来た事があり、別れたい旨を伝えたところ、私を〇して、私が好きになった人も〇して、自分も〇ぬ、と私の首に手をかけました。 その時、私は新しく好きになった人が心配で、その方との連絡を絶ち、お付き合いを続ける事を選びました。 後悔はしませんでした。結果としては婚約まで出来たので。 ですが、婚約破棄後、相手は当時はとても高価であった携帯電話の番号を変えてまで、私との連絡手段を絶ちました。 今になって思う事は、 彼は自分が振られる事は、自分のプライドが傷ついてしまうので、許せない事でなかったのではないだろうか? という事です。 賛否あるとは思います。ですが、自分の思い出を辿るとそういう事もあるのではないかと思い、自分の為にも文字に残せたらと思った次第です。 ですが、婚約破棄があったからこその今の幸せが有るのだと思うと、今では感謝の気持ちすら覚えます。 縁とは本当に不思議なものです。